【本】重松清『その日の前に』-素直に泣けました



大切な人の死を目前にして、どのようにそれまでの日々を過ごしていけば良いのだろう。

あまりにも早すぎる妻の死の宣告に、夫の心は千々に乱れる。


本作品は、死にまつわるいくかの短編からなり、タイトル作へとつながっていく連作短編集の形式だ。

様々な人の思いがクライマックスに向けて溢れ出し、そのひとつひとつが夫婦の過去、現在、未来と重なる。


亡き人宛てに送られてくるダイレクトメールを見たときの心模様など、胸に突き刺さるシーンがちりばめられている。

一作だけぽかっと浮いている作品があるのですが、これもちゃんとつながっているんだよなぁ。


著者の泣かせ方があざといとの意見もあるようだが、素直に泣けた。

お見事。


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