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【本】長浦京『赤刃』-「新感覚の剣豪活劇」とは言いえて妙



徳川家光の治世、六人の凄腕辻斬り集団を追う、掃討使 小留間逸次朗の活躍を描く時代劇。


主人公は、行き場を失った武士たちの鬱勃とした思いにシンパシーを感じながら、満身創痍で闘い続ける。


本作品は、漢と漢、剣と剣といった正統派のヒーローものではない。

主人公の勝ちゃなんでもアリアリの戦法は、肩すかしすら感じるシーンが度々で、「新感覚の剣豪活劇」とは言いえて妙。

カーチェイスならぬホースチェイスあり、命からがらの脱出行ありと、血沸き肉躍る読みどころが満載だ。


ただ、ページ数の割に登場人物をてんこ盛りにしてしまったため、とっちらかった印象を残してしまった。


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