【本】恩田陸『三月は深き紅を淵を』-本好きには堪らない一冊



幻の著書「三月は深き紅の淵を」をめぐる4つの物語。


それぞれの作品に直接の関わりがあるわけではないが、読み進めるうちにその稀覯本の内容が浮かび上がってきて、ストーリーと微妙にリンクしていることが分かる。


一晩だけしか貸すことが許されない本。

誰が、何のために書き残し、どのように読み手に忘れえぬものを残していったのか。


本作品は、入れ子の体裁をとっているが、作中作はきっちりと納まりきらないほど蠱惑的だ。

著者の書物への愛情と作品に向き合う姿勢が文章からあふれ出している。本好きには堪らない一冊だ。

【恩田陸 記事一覧】
【本】恩田陸『ネバーランド』-これを感動と呼ぶべきなのか

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

08 | 2017/09 | 10
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ありがとう
プロフィール

hit4papa

Author:hit4papa
日常の事をつらつら記録していましたが、一年過ぎた頃から読書の備忘録になってしまいました。日々の事などはTwitterにて。

最新記事
最新トラックバック
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

にほん ブログ村
ブクログ
twitter
本が好き!
月別アーカイブ