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【本】リチャード・ニーリイ『』- ニーリィにしてはオーソドックス(?)なミステリ



二十年前に自ら命を絶った妻の遺品から見つかった一通の手紙。夫は妻の死が他殺であることを確信し、現在の恋人の協力を得て真相究明に乗り出す。


恩人、親友、実弟と怪しい人物が次々に浮かびあがるのだが、冒頭からこのあたりへの謎のばら撒き方やスピーディな話の運び方が上手い。

ニーリィといえば『心引き裂かれて』のように、最後の最後に鮮やかなどんでん返しを見せてくれる作家だが、本作品はいたってオーソドックス(?)なミステリといえるだろう。


捜査活動の様々な妨害を受ける主人公。ついに亡き妻の遺体まで盗まれてと、話は続く。


真相には若干のどんでん返しはあるものの、衝撃度は少なめだろうか。

【リチャード・ニーリィ作品 記事一覧】
【本】リチャード・ニーリィ『殺人症候群』-どんでん返しのあるサイコ・ミステリー

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