【本】村上龍『イン ザ・ミソスープ』-ただグロテスクなだけでなく



残虐な手口で殺人を繰り返す外国人観光客フランクと、彼をアテンドする羽目になった主人公ケンジの数日を描いている。


フランクの怪異な容貌と虚言癖、不可解な行動に不快感を募らせながらも、時折見せる沸騰した怒りの様相に戦慄を覚えるケンジ。

フランクの手による殺人を疑いながらも、逃げ出せないケンジは、ついに目の前で大量殺人の現場を目撃することになる。


おぞましさ爆発、圧巻の殺戮シーンは読みながら怖気をふるってしまった。


本作品はグロテスクなだけのサスペンスではなく、去勢されたが如くの今の日本人に対する著者の嘆きを感じる。

読了しタイトルの意味を考えされられた。


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