【本】遠藤周作『わたしが・棄てた・女』-愛のものがたり



欲情のまま、女性の貞操を奪い、あっさりと棄てた男。

惨い扱いをされながらも、男を忘れられない女。


ひとの善意を信じ、ひとに尽くせざるを得ない性の女は、利他的なおこないが人生のすべて。

薄幸の女性の献身は、キリスト教的な云々を度外視しても、美しさを感じる。


男女二人に接点は永遠に訪れることはないが、男は女の事を意識の片隅に残し続ける。

そこに普遍的なひととしての愛のかたちを見ることができる。


純文学よりの印象が強い著者だけに、前半が軽いタッチなので違和感大。

もっと純文学してくれたら大絶賛してただろう。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

01 | 2018/02 | 03
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
ありがとう
プロフィール

hit4papa

Author:hit4papa
日常の事をつらつら記録していましたが、一年過ぎた頃から読書の備忘録になってしまいました。日々の事などはTwitterにて。

最新記事
最新トラックバック
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

にほん ブログ村
ブクログ
twitter
本が好き!
月別アーカイブ